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2005.11.16

ME Super チャージ不良の修理 これが原因だ!編

このゴムが原因だ!

いよいよ故障の原因、リンクのショックを抑えるゴムのダンパーとご対面です。
写真右下のゴムが主犯です。シャッターチャージ不良の固体では、この部分のリンクの動きが溶け出したゴムで渋くなっているはず。
ねじを外せばリンクが外せるので、アルコールなどで徹底的に掃除しましょう。
ただし、矢印の位置のリンクのかみ合わせを覚えておくこと。
上の2つはリンクに隠れているので、リンクを少し動かしながら作業します。

ちなみに、このゴムの代用品にはいろいろ考えられますが、今回は同軸ケーブルの被服のゴムを輪切りにして使いました。いつまで持つかな…


スペーサーも一緒に抜けるので注意

ここから先はシャッターチャージではなくミラーアップなどの症状の原因になるのですが、ここまでばらしたついでなので、余力があればやっておきます。
金色の筒状の部品がミラーショックをやわらげるダンパーです。このダンパーのカムが掛かっている所のねじとカラーを外します。


カムを外すのに少しだけ力が要ります

カラーを外したら、リンクからカムを外します。
その後、カムを外しますが、厚さと径の違うワッシャーが組み合わさっているのでよく見ながら外します。


このEリングは無くしやすい

ダンパーを固定しているEリングを外します。
迂闊に外すとピーンと飛んでいくので、慎重に。
余談ですが、RCカーなどの模型用にこのような小さいEリングを外す工具が売られています。


ここまでやればかなり安心

ダンパー内部にゴムがありますが、これがべたついているようなら交換します。代用品がなければ、糊付きモルトなんかでも何とかなるかも?
厚みがオリジナル部品くらいで、ショックを吸収できる素材なら使えると思います。
ここも、組み付け前にシリンダーとピストンをよく掃除しておくこと。


お疲れ様でした、以上で片道です。
組み立ては基本的にこの逆ですが、ある程度工作が出来る人なら記録をきちんと取りながら分解してきていれば大丈夫ではないかなと思います。
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2005.11.16

ME Super チャージ不良の修理 ミラーボックス取外し編

セルフタイマーレバー取外し

ちょっと間があいてしまいました、ごめんなさい。
気を取り直して、ミラーボックスの取り外しです。

ミラーボックスのねじが張り革の下にあるので、張り革を剥がすためにセルフタイマーレバーを外します。

これも、逆ねじなのと、引っかかりの穴が小さいので気を付けます。


ここもワッシャーに注意

レバーを外すと、プラスチックと銅のワッシャーが出てきます。
順番と向きを覚えておきましょう。


ミラーボックスのねじ取外し (前面)

張り革を剥がして、ミラーボックスの固定ねじを外します。
張り革は両面テープで貼ってあり、丁寧に剥がせば再使用できます。
うまくいかなくても、革が無事ならきれいにして両面テープで貼れますし、革ごと好みの素材で張り替えてもいいと思います。


ミラーボックスのねじ取外し (上部)

ファインダー脇のねじを外します。


ワッシャーの配置を覚えておく

ここまででミラーボックスが分離できますが、先ほどのファインダー脇のねじの所に、複数枚ワッシャーが入っているので気を付けます。
固体によって枚数と種類が違ったり、左右でも枚数が違うことがあるようです。
配線にも十分に注意して、慎重にミラーボックスを外しましょう。


ミラーボックスのスペーサーを固定

ミラーボックスにもスペーサーが入っています。
これも無くさないようにするか、取れないようにテープで固定するなどします。


セルフタイマーユニット取外し

セルフタイマーユニットを外しますが、ここにもスペーサーが入っているのと、ミラーボックスとセルフタイマーのレバーがかみ合っているところがあるので、組み立てに備えてよく観察しておきましょう。


マウントとミラーボックスを分離

マウントにミラーボックスを固定しているねじを外しますが、配線や基板が近くにある上、上の2本は見通しも悪いので気を付けて作業します。

2005.11.13

ME Super チャージ不良の修理 配線取外し編

基板の配線取外し 右側

ではいよいよ、配線の取外しです。
基板の赤と黄、前面の黄(左)を外します。
基板の桃と前面の黄(右)は外しません。


基板の配線取外し 左側

次に、基板の赤、青、接点の灰を外します。


接点部の配線取外し

接点部の配線を外しますが、とても狭いので接点を折れない程度に上に曲げて作業します。
外すのは、右から桃、真鍮線、茶、白です。
真鍮線の下にある青は外しません。


露出設定ボリューム取外し

露出設定ボリュームを取り外します。


露出補正検出スイッチ配線

露出設定ボリュームの下に、露出補正検出スイッチの配線が隠れています。
紫を外しますが、半田付けが写真のちょうど裏側にされているので、気を付けます。


底板取外し

底板を外しますが、中央のねじだけ長さが違うので気を付けます。


巻戻しボタンのカラー

不意に外れて無くさないよう、巻き戻しボタンのプラスチックのカラーをあらかじめ外しておきます。


コネクターのカラー

コネクターのカラーも巻き戻しボタンと同様に外しておきます。


コネクターの配線取外し

コネクターの配線を外します。
マウント側から、緑、青、赤の順になります。

2005.11.13

ME Super チャージ不良の修理 トップカバー取外し編

ME Super 外観

ME Super の故障でありがちな、巻上げ不良についての修理レポートです。
対象となる症状としては、巻上げが異常に軽く、巻上げてもシャッターがチャージされずにまた巻上げが出来てしまうようなケースになります。

画像が多いので、小分けにして掲載していきます。

注意
以下の記述は、個人的に行った作業の記録であり、自力での修理を推奨するものではありません。また、本エントリを参考に修理を行い、何らかの損害を負った場合も当方はその責を負いかねます。


裏ぶた取外し

まずは、裏ぶたの取外しです。
矢印の裏ぶた着脱ピンを押し下げれば外せます。
横着して裏ぶたを外さずに作業を進めると、誤って裏ぶたが閉じた時に開けられなくて泣きます。


シャッター幕を保護

裏ぶたを外したら、すぐにシャッター幕を保護します。
作業中に、シャッター幕に間違って工具でも当てたら一巻の終わり!
今回はありあわせのダンボールを使いましたが、出来ればプラスチックか何か丈夫な板の方が良いと思います。


巻き戻しノブ取外し

丸で囲んだようにドライバーなどで軸を固定し、巻戻しノブを左に回して取り外します。
軸は、フィルム室側に引っ張れば外せます。

露出補正ダイヤル取外し

露出補正ダイヤルのナットを外します。
このナットは異様に締付けが固いので、やわな工具を使うと工具が壊れます。

巻上げレバーの飾りねじ取外し

巻上げレバーの飾りねじを外しますが、逆ねじな上に締付けが固いので難儀すると思います。
このための専用工具は存在しますが、持っていないので糊付きのモルトを滑り止めに貼り、親指で押さえつけながら回しました。他には、ゴムなどを当てて回している方も居るようです。


巻上げレバー取外し

巻上げレバーのナットを外しますが、これも逆ねじなので要注意です。


スプリングワッシャーに注意

巻上げレバーを外すと、銅のスプリングワッシャーがあります。


トップカバーのねじ(背面側)

いよいよ、トップカバーの取外しです。
こちらは背面側。


トップカバーのねじ(前面側)

こちらは前面側。
計6本のねじがあります。
それぞれ形状が違うので記録しておきましょう。


トップカバーを外した状態

これで、トップカバーが外せます。
トップカバーを持ち上げた際にレリーズボタンの中に入っている真鍮製のピンが落ちる事があるので、そこだけ気をつけます。

2005.10.31

KIEV2復活。

KIEV2復活


ギア清掃とシャッターのテンション調整にかなり手間が掛かりましたが、何とか復活。

シャッターリボン交換時にギアをアルコールと毛先の細い歯ブラシで丹念に掃除して、要所要所にほんの少しだけ注油したところ、巻上げやスローが見違えるようにスムーズになりました。ギアはばらしてしまうと組めない予感がしたので、シャッターユニットに組んだまま作業しました。

動作はセルフタイマーに引っ掛かりがあるのと、スロー時にごく稀に後幕が降りて来ない(巻き上げ直してシャッターを切ると降りてくる、50回に1回くらいかな?)以外は上々です。高速もME Superと目視で比較した範囲では良さそう?

シリアルNo.からすると1952年製のようですが、コンディションは50年前のロシアカメラにしてはかなりまともだと思います。

露出チェック用にポジフィルムも買ってきたし、試写が楽しみですね~

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